寄稿がBAN!①

 この記事では自分がブログを開設しようと思った理由について書かせて頂く。

  自分の高校の文芸部は年1回、部誌を発行している。その部誌は部外者が好きなように自分の考えを寄稿出来るようになっているので、自分は宗教と報道についてまとめた文章を作成した。題名は「メディアの平成攻防史~宗教という名の〝聖域〟~」というものである。事前にこの題名・内容でよいかを文芸部員に確認し、OKをもらい提出した。

 ちなみにこれが文芸部に提出したものである。(学校名が書いてある所以外は原文のママ)

https://drive.google.com/file/d/1LpVBSgBy2w-ac2lo6PIe053k-UiRZa9O/view?usp=drivesdk

 しかし、提出してから2週間が経った2019年1月のある日、事態は急変する。文芸部の顧問の先生からNGを喰らったのである。

 先生の言い分はこうだ。

 ・このテーマはデリケートな話題である為、掲載は出来ない。

 ・信教の自由など宗教団体側に立った文章であれば掲載は可能である。

 自分は先生のこのような主張に納得ができなかった為、このような趣旨の抗議をした。

 「事実に基づいた意見を書いた文章を取り下げさせるのは表現の自由の侵害である。また、高校は『生徒自治』というものを謳っているのにも関わらず生徒の発行する出版物に干渉するのは『生徒自治』というものを潰す行為である。」

 しかし、自分は「万が一にもこの部誌をどこかの宗教団体の信者が見た際に何が起こるかわからない。訴訟に発展する、高校の制服を着た生徒に危害が及ぶ、などの事態に発展した場合に学校側は責任がとれない。」という言葉に反論できず不本意ながら記事を取り下げる結果となってしまった。

  結果としてこの騒動は、自分の中にモヤモヤとした気持ちが残る出来事になってしまった。

 このことを自分が尊敬するある方に相談した所、ブログを開設し、なぜ取り下げられてしまったのか、学校側の判断は正しかったのか、などをブログで考察してみてはどうかというアドバイスを頂いた。

 この出来事こそがブログの開設をした原点である。

 このブログではカルトについて、表現の自由について、その他自分が疑問に思ったことをユルい感じで書かせて頂こうと思っている。

 次回、「寄稿がBAN!②」お楽しみに!